大切なものを保管するためにある倉庫で雨漏りが起こると、倉庫の中にあるものが破損したり価値が下がってしまったりする恐れがあります。
雨漏りを発生させないことがベストですが、なにかの拍子に雨漏りが発生してしまう可能性はゼロではありません。
そこで今回は、雨漏りの原因と雨漏りが発生した際の補修方法をご紹介します。

□倉庫で雨漏りが発生する原因

雨漏りが発生したとき、まずは原因を突き止めなければいけません。
倉庫で雨漏りが発生する主な原因は、屋根のボルト部分の錆や屋根材自体の劣化です。

1.ボルト部分の錆

倉庫や工場などの大型の建物では、屋根を固定するために大きなボルトが使われます。

しかしボルトも金属ですから、日々雨風にさらされると錆びて劣化し、屋根材とボルトの間に隙間が発生する可能性があります。
この隙間が、雨漏りの原因になることがあります。

2.屋根材の劣化

屋根材自体の劣化も、雨漏りの原因になります。
経年劣化により塗膜の性能が失われていたり、飛来物が勢いよくぶつかることで破損し、穴が空くこともあります。

□倉庫の雨漏りの補修方法とは?

倉庫が雨漏りしたら、補修方法として挙げられるのは3つです。

*屋根の部分補修

屋根の一部だけ穴が空いてしまった場合は、屋根を部分的に補修することも可能です。
特に屋根の頂上にある棟という部分は、屋根の継ぎ目のため雨漏りが発生しやすくなっています。
そのため、棟のための補修方法も存在します。
どの部分から雨漏りするかが分かれば、部分補修も考えてみてください。

*ボルトキャップカバー

ボルト部分の錆が雨漏りの原因になる場合の対処法として、ボルトにキャップカバーを被せてボトルを保護する補修方法があります。
ボルトを交換するより早く、かつ低価格で施工できるので、錆がひどくない場合はボルトキャップカバーで施工することもあります。

*カバー工法

劣化した既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法を、カバー工法と言います。
倉庫や工場は中に物がたくさんあり屋根材の全撤去が難しいので、基本はカバー工法を用いて屋根を補修します。
古い屋根の撤去費用を浮かせる分、比較的安価なのもカバー工法の魅力です。

□まとめ

倉庫の屋根から雨漏りが発生した時、原因として考えられるのはボルト部分の錆や屋根材そのものの劣化です。
屋根の補修方法は原因によって変わるので、まずは原因を突き止める必要があります。
雨漏りした屋根の補修方法としては、屋根の部分補修、ボルトキャップカバー、カバー工法をご紹介しました。

当社では工場や倉庫など大型の建物の塗装・メンテナンスを承っております。
工場や倉庫の劣化や雨漏りなどでお困りの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

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