スレート屋根は他の屋根材よりも軽く、耐震性も高いことから、多くの倉庫で採用されています。
倉庫は建物自体が大きいため屋根の状態を確認しづらいですが、スレート屋根も他の屋根材と同様に劣化が進み、すぐに寿命を迎えてしまいます。
スレート屋根の寿命を長持ちさせるには、やはり定期的な屋根塗装が必要です。
そこで、今回はスレート屋根の寿命と塗装方法、さらに塗装するメリットについて解説します。

□スレート屋根の寿命と塗装方法

定期的にメンテナンスをしないと、スレート屋根は20~30年で寿命を迎えます。
スレート屋根は主にセメントで構成されるため、塗装をしない状態だと雨水を吸収して劣化してしまうのです。
そこで、長く安全に倉庫を使用するには、スレート屋根を定期的に塗装する必要があります。
スレート屋根の塗装には以下の2つの方法があります。

1.遮熱防水塗料による塗装
倉庫で重視される雨漏り対策と温度上昇対策が同時に実現できる工法です。

2.ポリウレタンによる工法
防水機能が高いポリウレタンと断熱材を併用することで、雨漏りと温度上昇を対策できる工法です。

□倉庫のスレート屋根を塗装するメリット

*資産価値の維持

倉庫に限らず、定期的な屋根塗装は屋根の性能を高めるため、建物の資産価値を維持できます。
建物の資産価値は築年数が経つとともに下がってしまいますが、定期的な屋根塗装によって防水性や防錆性が高まり、屋根材の保護や建物の耐久性の維持につながるのです。

*環境改善と光熱費節約

屋根塗装は防水性や防錆性だけではなく、遮熱性や断熱性も向上できます。
遮熱は太陽熱を遮り夏の温度上昇を抑える、断熱は、夏は熱の侵入を防ぎ冬は暖かさを逃さないという効果があります。
熱中症やヒートショックなど健康被害を防ぐことに加え、空調の効きも良くなるため光熱費の削減にもつながります。

*外観の改善

塗装が剥がれていたり色あせていたりする状態は美しい外観とは言えないため、倉庫や倉庫を所有する企業のイメージダウンにつながりかねません。
屋根塗装は性能を高めることもできますが、何より美しい外観を保てるという面で定期的に行うことが重要です。

□まとめ

スレート屋根は雨水を吸収しやすいため、メンテナンスをしなければ20~30年で寿命を迎えてしまいます。
さまざまな塗装方法がありますが、劣化による雨漏りを防ぐだけではなく、遮熱性や断熱性による環境改善や光熱費削減、そしてきれいな外観を維持できるため、定期的に屋根塗装をすることをおすすめします。
当社でも、倉庫や工場などの雨漏り防水工事・屋根遮熱塗装を承っております。
スレート屋根の塗装をお考えの方は、当社にご相談ください。

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