工場や倉庫は頑丈な建物というイメージがあるかもしれませんが、工場や倉庫のような建物でも雨漏りは発生します。
たかが雨漏り、と甘く見ていると、大きな被害に繋がることも少なくありません。

今回は工場や倉庫の雨漏りによる被害例についてご紹介します。

□雨漏りが発生した際の工場や倉庫の被害について

雨漏りが発生した際の工場や倉庫の被害には大きく分けて5つあります。

1つ目は、雨漏りが発生すると大切な製品が被害を受けます。
一度商品が濡れてしまうと、商品の価値が下がり、販売できなくなる恐れがあります。
また製品の生産量が多い大きな工場では、カバーをかけたり、移動させたりするのは大変な作業になります。

2つ目は、工場内の機械や設備への被害です。
工場内には、さまざまな機械があります。
精密な機械の場合、一度濡れて故障してしまうと相当な修理費用がかかるリスクもあります。
さらに、修理が終わるまでの間機械を使用できないため、製品を製造できず納期に遅れる可能性があります。

3つ目は、漏電や火災の被害です。
雨漏りによって、電気配線が水濡れしてしまうと、漏電が起こる可能性があります。
漏電すると、規定量以上の電気が流れて設備が使用できなくなったり、触れたときに感電したりする危険があります。
そして、漏電した箇所が熱を持ったり、火花を散らしたりすることで火災が起こるリスクもあります。
電気配線の水濡れは、商品が濡れるのとは違って気づきづらい傾向があります。
そのため、定期的に配線まわりを点検して、早期発見・防止につなげるようにしましょう。

4つ目は、カビによる被害です。
雨漏りによって建物が湿った状態が続くと、カビ発生の原因になります。
カビが発生すると、商品への混入や劣化、工場・倉庫内の人達への健康被害などの被害につながります。
衛生環境を保つためにも、雨漏り対策は大切です。

5つ目は、建物自体への被害です。
工場や倉庫内の被害に加えて、建物自体の直接的な被害も考慮する必要があります。
雨漏り箇所を放置しておくと、建材の腐食が進み、建物の劣化が進んでしまいます。
劣化具合がひどくなると、修理費がかさんでしまうという事態になりかねないので気を付けましょう。

□まとめ

工場や倉庫で雨漏りが発生すると、商品や機械設備などに影響を与えます。
雨漏りによる被害を防ぐために、雨漏りが発生する場所を日頃からメンテナンスしておくことが大切です。
当社では工場や倉庫のメンテナンスを承っておりますので、お困りの際はお気軽に当社までご相談ください。

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