コンクリートの外壁がひび割れてしまってお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、修繕をするにしても施工の流れや費用の目安がわからなくてお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、コンクリート壁でひび割れが発生する原因と外壁塗装の流れ・費用目安について解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
□工場倉庫で使用されるコンクリート壁でもひび割れが発生する原因とは?
工場の壁などで使用されるコンクリートの耐用年数は、使用条件、環境条件、初期条件の3つに影響されます。
例えば、交通量の多い立地や化学薬品を取り扱う現場では、他の環境と比べてコンクリートの経年劣化が進みやすいです。
また、他にも原材料の品質や配合比率、初期条件でも耐用年数が変わるため、さまざまな要因が重なって劣化が進行すると考えられます。
柱や壁などの部材により、コンクリートの伸縮が不可能な建物では、引張力が原因でひび割れが起こりやすいです。
雨漏りなどもコンクリートのひび割れが要因となります。
このような問題を見つけた場合は、直ぐに修繕するようにしましょう。
□外壁塗装に必要な施工とおおよその費用目安について
工場の外壁塗装にかかる期間や費用は規模によって異なります。
一般的に、2週間から1カ月、1平方メートル当たり1000円から4500円が相場です。
施工の流れは以下のようになっています。
- 施工準備(足場の組み立て、養生、高圧洗浄など)
- 下地処理(下塗り、欠損補修など)
- 外壁塗装工事(下塗り、中塗り、上塗り)
- 撤去作業と完了検査
外壁塗装は3回塗るのが基本となっています。
1回目の下塗りでは、塗料と外壁材の接着力を強める外壁塗膜としての役割を担っています。
2回目の中塗りは耐久性を高めるために行われます。
中塗りは、ムラなく均一に作業することが大切です。
3回目の上塗りでは、さらに耐久性を高める役割を担いつつ、滑らかさや色ツヤを作ります。
上塗りは、外壁の状態や塗料の種類に合わせて1、2回作業を繰り返すこともあります。
これらの工程を省略すると、短い期間で塗料がはがれてしまったり、ひび割れてしまったりする可能性があります。
□まとめ
今回は、工場のコンクリート壁でひび割れが発生する原因と外壁塗装の流れ・費用目安について解説しました。
外壁は会社の顔となるため、メンテナンスの時期が来たら修繕を含めた塗装をお勧め致します。
建物が抱える問題は一つとして同じではありません。現場を見させて頂き、お客様のニーズにもお応えできるよう、多様な提案をさせて頂きます。ぜひ、一度ご相談ください。