外壁塗装を行う理由は、雨風や紫外線などの自然環境から守るため、そして美観の回復や資産価値を維持するためなどがあります。
建物の屋根、外壁は常に外的要因にさらされ劣化を免れないため、適切なタイミングで塗り替える必要があります。
そこで今回は、外壁を塗り替える費用相場やタイミングについて解説します。

□外壁を塗り替える費用相場

工場や倉庫ではかなり広い面積を塗装する必要があるため、その分費用もかかってきます。
ざっくりとした費用相場としては、50〜1000万円と幅がありますが、塗料のグレードと塗装面積によって具体的な価格が決定します。

例えば、防水性の高さが特徴のウレタン塗料は、比較的安価な塗料として人気です。
最もスタンダードなものはシリコン塗料で、こちらは費用対効果が高い特徴があります。
工場や倉庫にオススメの塗料としては、熱を通さない遮熱塗料や、断熱塗料があります。
高級塗料として有名なフッ素塗料は、耐久性が高いのが特徴です。

さまざまな塗料がありますが、ご紹介したような塗料をどれくらいの面積を使うかによって、価格が決定するということです。
最もスタンダードなシリコン塗料で300坪の工場の塗装を行う場合と、高級塗料としてご紹介したフッ素塗料を使った場合を比較すると、同じ面積でも100万円以上差が生じることもあります。
そのため、塗装したい建物の面積を考慮した上で、塗料選びをすることが重要です。

また、コンクリートのひび割れや、雨漏りなどの修繕費も必要に応じてかかります。

□外壁を塗り替えるタイミング

工場や倉庫における外壁・屋根の次回の塗り替え時期は、どのグレードの塗料を使用したかによって変わってきます。
例えば、ウレタン塗料を使用するのであれば、8年程度で塗り替える必要がありますが、耐久性の高いフッ素塗料を使用する場合は、長きにわたって塗り替えを行わずに済みます。

外壁や屋根などの常に紫外線・雨風にさらされている部分は、定期的な塗り直しが必要なので、直近でかかるコストだけに目を向けるのは危険です。
長期的に見たメンテナンスコストも考慮した上で塗料選びをすることで、会社における負担を軽減できるといえるでしょう。

工場や倉庫などの塗装工事は、半月〜1ヶ月程度かけて行われるケースが多いです。
戸建てやマンションと違い、窓やベランダなどの障害物が少ない傾向にあるため、塗装面積が広くてもスムーズに進む利点もあります。

□まとめ

外壁を塗り替えるべきタイミングは、建物の状況によって変わります。
メンテナンスコストも考慮した上で、最適な塗料選びをすることこそ、塗装を行う上で重要なポイントだといえるでしょう。
当社では、自社施工によって、より高いグレードの塗料を使用した場合でも、お安く施工できる利点があります。また、塗装専門店ならではの知識、経験からご提案できることがあります。
外壁や屋根塗装をお考えの場合は、お気軽にご相談ください。

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