建物の外壁にできているヒビを放置していらっしゃいませんか。
ヒビを放置していると、その建物が危険になることもあるので、状況によっては直ちに補修する必要があります。
今回は、壁にヒビができる理由やヒビの危険度について解説します。
□壁にヒビができる理由
壁にヒビができる理由としては、以下のようなものがあります。
1つ目は、経年劣化です。
当然のことながら、外壁は時間が経つにつれて劣化していきます。
メンテナンスをしてから数年が経過すると、紫外線や雨風などの影響で外壁が劣化し、ヒビ割れが生じやすくなります。
2つ目は、地震による振動です。
地震が発生すると、その振動によってヒビ割れが発生することがあります。
しかしその場合には、外壁塗装だけではなく外壁材や建物の構造などにもヒビ割れが発生している可能性があるため、地震の前後にヒビが発生した場合にはきちんと確認しなければいけません。
3つ目は、トラックや電車などによる振動です。
建物が立地している場所によっては、トラックや電車が通過する際の振動でヒビ割れが発生することもあります。
大きな道沿いや線路が近くにある工場・倉庫を所有している方は、特に注意しましょう。
□壁にできたヒビの危険度とは?
壁にヒビができると、次のような危険があることを理解しておきましょう。
*雨漏りが発生する
外壁がヒビ割れていると、雨水を浸透しやすくなります。
そのため、放置していると雨漏りが発生してしまう場合があるのです。
雨漏りが発生すると、工場や倉庫の中にある製品や機械などに影響が出ることがあるため、
大きなヒビ割れは放置せずにきちんと早めに補修しましょう。
*カビが繁殖する
ヒビ割れした箇所から雨水が侵入すると、カビが繁殖しやすくなってしまいます。
その結果、人体に悪影響を及ぼすこともあります。
*外観が悪くなる
外壁に生じたヒビ割れを放置していると、その範囲は徐々に広がっていきます。
すると、建物の外観が悪化してしまいます。
工場や倉庫の外観が悪いと、その建物を所有している会社のイメージが悪くなることも考えられるため、壁にできたヒビには注意が必要です。
このように、ヒビはさまざまな悪影響を及ぼしますが、ヒビの大きさによって経過観察で問題ない場合と、いきなり大規模な修繕工事が必要になる場合があります。
当社では、専門家が現地調査により状態を見極め、必要となる工事の種類やタイミング、そしてその費用を計算した資料を無料で作成しています。
企業様にとって予算組みもしやすくなるものですので、ぜひご活用ください。
□まとめ
今回の記事では、壁にヒビができる理由やヒビの危険度について解説しました。
経年劣化や地震などによって発生することが多いヒビですが、危険な状況になる可能性があるため、放置するのは避けましょう。
当社は工場や倉庫などの雨漏り防水工事や外壁塗装を行なっておりますので、管理されている工場、倉庫の外壁にヒビ割れを見つけられた方、定期点検を検討されている方は是非当社までご相談ください。