工場や倉庫の塗装を検討中の方におすすめしたい塗料の1つに遮熱塗料があります。
遮熱塗料には熱を遮る以外にもいくつかメリットがあり、工場や倉庫を十分に守ってくれるでしょう。
今回は、工場や倉庫を長く守ってくれる高い耐久性を備えた遮熱塗料のメリットについて解説します。

□遮熱塗料はどれくらい耐久性がある?

遮熱塗料のメリットは7つあります。

1つ目は、遮熱効果があることです。
遮熱塗料は文字通り遮熱効果を有している塗料です。
紫外線を遮断するので、熱が塗膜に浸透しません。
遮熱塗料と通常の塗料では2から3度程度感じ方に違いがあるため、日差しのきつい日でも暑さを感じにくくなるでしょう。

2つ目は、節電効果があることです。
遮熱効果で暑さを感じにくくなることでエアコン代を節約できます。

3つ目は、塗膜の寿命が長いことです。
遮熱塗料の寿命は15から20年であり、通常の塗料の1.5から2倍の長さとなっています。

4つ目は、屋根や外壁の寿命を延ばせることです。
熱を遮断することで屋根や外壁に伝わる熱も少なくできます。
それにより、素材へのダメージが軽減されるので寿命を延ばすことに繋がります。

5つ目は、熱上昇を抑えられることです。
黒系の建材は熱を吸収しやすい性質がありますが、遮熱効果によって相殺できるので熱上昇を最低限に抑えられます。

6つ目は、ヒートアイランド現象を抑制できることです。
建物に蓄積した熱は外部に熱放射として発してしまい、建物の周辺の温度が高くなります。
これはヒートアイランド現象の一因となっていますが、遮熱塗料であれば熱の蓄積自体を抑えられます。

7つ目は、施工時に補助金を受けられる可能性があることです。
CO2を抑制できる遮熱塗料は、採用することで補助金の給付を受けられることがあります。

□遮熱塗料はどのような場合におすすめ?

遮熱塗料は、夏場の暑さを軽減したい場合におすすめです。
遮熱塗料のメリットは耐久性や熱上昇の抑制などいくつかありますが、やはり一番の強みはその遮熱性能です。
温度を2から3度も下げられる機能性が良いと感じたらぜひ採用すべきです。

また、施工することで補助金を受けられるケースがあることから、外壁塗装の費用を抑えたい場合にも良いでしょう。

□まとめ

今回は、遮熱塗料のメリットについて紹介しました。
メリットは7つもあり、遮熱効果はもちろん、建物の寿命を延ばしたり熱上昇を抑えたりする効果もあります。
また、CO2の削減が可能になることから、補助金を受けられることもあるので、塗装を検討中の方は覚えておきましょう。

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