工場勤務の方でない限り、工場をしっかりと見る機会はあまりありませんが、工場の造形美や工場夜景に魅了される方は多いものです。
住宅街で景観を守るのと同様に、工業地帯でも景観を大事にする必要があるのです。
そこで、今回は工業地帯の良好な景観を維持するための方法の1つ、プラント塗装についてメリットとともに解説します。
□プラント塗装とは?
プラント塗装とは、燃料タンクや石油コンビナートなど大規模な工業施設の外壁塗装を指します。
塗装頻度はおよそ10年に1回とされていますが、錆びが発生する前に塗装することをおすすめします。
錆びを放置しておくと、錆びの程度や範囲が時間とともに進行し、修繕の規模が大きくなることがあります。
また、錆びによってボルトがひび割れたり、プラントの外壁そのものにひびが入ったりすることで、必要な強度が保てなくなってしまいます。
□プラント塗装のメリット
定期的なプラント塗装には工業施設の耐久性を維持する効果だけではなく、次のようなメリットもあります。
*防食・防錆効果がある
雨風や紫外線の影響を受けるため、時間の経過とともに劣化してしまいます。
さらに、化学製品を扱っている場合は化学物質によって、また海岸地域に位置している場合は塩害によってさらに劣化スピードが速まるのです。
劣化の進行を抑えるためにも、塗装によってプラントを保護することが大切です。
塗装するだけでも一定の防食・防錆効果はありますが、防食性・防錆性に特化した塗料もあるので環境に合わせて塗料を選ぶことをおすすめします。
*安全性の確保につながる
プラントの外壁が劣化すると、内部から物質が漏れてしまう事態が発生することも考えられます。
危険な物質を扱っている場合は、環境汚染や人的被害も引き起こす危険性もあるので、定期的なメンテナンスによって劣化や破損を早い段階で発見することが大切です。
*きれいな見た目を維持できる
プラントの外壁の汚れや劣化は地域の景観を損ない、その結果、企業のイメージも悪化してしまう恐れがあります。
きれいな外観を維持することは企業の良いイメージの維持にもつながるので、定期的なプラント塗装で美観を保つことが重要です。
□まとめ
プラント塗装とは、大規模な工業施設を塗装することです。
工場は化学物質を扱ったり海岸地域に位置したりすることが多いので、定期的な塗装によって劣化を防ぎ、安全性を確保することが重要です。
当社でも、岡山県を中心にプラント塗装を承っております。
プラント塗装をご検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。