最近はサイディングやタイルが人気なため、昔ながらの「塗り壁」を見る機会も減ってきました。
しかし、サイディングやタイルにはない魅力に塗り壁は、その風合いだけでなく快適さも兼ね備えている外壁材です。
そこで今回の記事では、塗り壁の魅力や後悔を防ぐためのポイントをご紹介します。

□塗り壁の魅力とは?

1つ目は、独特の風合いを楽しめることです。
タイルやサイディングは、工場で大量に生産されるためどれも同じような外壁材ですが、それにはない味わいを楽しめるのが最大の魅力です。
職人が自由に模様やデザインを表現できるので、オリジナリティ溢れる外壁にできます。

2つ目は、つなぎ目がなく美しいことです。
サイディングとは異なり、つなぎ目がないので、一体感のあるきれいな外壁に仕上がります。

3つ目は、どのテイストにも合うことです。
塗り壁は日本独特の技術なので、和風の家に合うのはもちろんのことですが、洋風の家にもよく合う外壁です。

4つ目は、曲面の壁にも施工できることです。
タイルやサイディングとは違い、手作業で作られるので完全オーダーエイドの外壁です
そのため、素材や曲面の仕上げ方などのバリエーションが豊富で、カーブの多い壁でも施工可能です。

□外壁を塗り壁にすると後悔する?

塗り壁には様々な魅力がありますが、いくつか注意すべきポイントもあります。
後悔を防ぐためにも、施工前に知っておくべきポイントを2つご紹介します。

1つ目は、工期がかかることです。
例えば、クロスの場合は3日程度で終わる施工も、塗り壁の場合は1週間程度かかる可能性があります。
それに加え、塗ってからしばらくの間、乾燥し硬化する期間を設ける必要があるので、さらに時間がかかってしまいます。
工事中は、賃貸やほかの場所での生活を強いられることもあり、その分生活の負担や出費がかさむことになるので、しっかりと計算しておきましょう。

2つ目は、費用がかかることです。
単純に材料費が高いということもありますが、工期がかかることも費用がかかる要因のひとつです。
塗り壁を施工する際、どうしても時間がかかってしまうので、材料費と施工手間の2重の意味で費用がかかってくることは把握しておきましょう。

□まとめ

塗り壁には、いくつか施工前に確認しておくべきポイントはありますが、手作業による独特の風合いは、ほかの外壁材にはない魅力があります。
良い面だけでなく悪い面にもよく目を向け、総合的に判断することが重要です。
当社では、工場や倉庫など大型施設の塗り替えや外壁塗装を、高品質・低価格で行っております。
お客様にとって最適なプランをご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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