工場や倉庫に防水塗料を塗りたいと考えている方にとっては、どの種類の塗料を採用すべきかが悩みどころでしょう。
塗料には多くの種類があるので、初心者だと正しい選び方が分かりにくいということもあるはずです。
今回は、工場や倉庫に使う場合におすすめの防水塗料について紹介します。
□工場や倉庫におすすめの防水塗料とは
価格を重視したい方は、「ロックペイント床・ベランダ防水4キログラム」を選ぶと良いでしょう。
カラーが豊富に用意されており、グレーやブラウン、モスグリーンから選べます。
機能性は重視しておらず、リーズナブルな価格かどうかを重視したい場合におすすめの塗料です。
初心者におすすめなのは、「ニッペ水性屋上防水塗料セット8.5キログラム」です。
トップコートと下塗り材がセットになっている防水塗料です。
下塗り材を別に購入する必要がなく、トップコートと同時に使い切れるというメリットがあります。
機能性を重視する方は、「アサヒペン屋根・屋上用防水3KG」を選びましょう。
水っぽい防水塗料と比べて防水性能が優れており、費用もリーズナブルです。
量が少ないことからちょっとした部分の塗装にも適しています。
□どのような性質がある塗料がおすすめのなのか
工場や倉庫の屋根はいつも紫外線や雨風に晒されているので、劣化を避けるためにも以下のような性能を備えているものを選ぶようにしましょう。
1つ目は、高耐候性です。
紫外線や雨などの外部刺激に強い性能が耐候性です。
この耐候性が高いと建物が長く持ちます。
2つ目は、防水性です。
スレート屋根のひびやボルトが緩むことで生じる隙間から水が浸入するのを防ぐ性能が防水性です。
雨漏りを抑制するというとても大切な機能があります。
3つ目は、遮熱性です。
温度上昇の原因である直射日光をはねのけ、屋根の表面温度の上昇を抑制する性能が遮熱性です。
熱中症対策やCO2の削減にも寄与します。
4つ目は、低汚染性です。
汚れがつきにくく見た目を保つ性能が低汚染性です。
塗料は塗膜が綺麗であればあるほど効果を発揮できるので、低汚染性を備えているかどうかでパフォーマンスが変わります。
□まとめ
今回は、工場や倉庫に使う場合におすすめの防水塗料について紹介しました。
防水塗料に求めることはそれぞれ違うと思うので、コストパフォーマンスや機能性などを考慮して最も適しているものを選ぶようにしましょう。
また、塗料を選ぶ上では、耐候性が優れているかどうか、防水性を備えているかどうか、遮熱性があるかどうか、低汚染性に問題がないかどうかをしっかりと見極めるようにしましょう。