日本は台風や洪水が頻繁に発生するため、工場でも雨漏りしやすい気候です。
雨漏りしてしまうと工場内にある製品や機械が濡れてしまう恐れがあるので、雨漏りの被害を未然に防ぐような取り組みが必要になります。
そこで今回は、工場で雨漏りが起きる原因を解説します。
□工場で雨漏りが起きる原因とは?
工場で雨漏りが発生した場合には、以下のことが原因として考えられます。
1つ目の原因は、ボルトがさびていることです。
工場で使用されている屋根の多くは、屋根材をボルトで固定しているタイプのものです。
そのため、前にボルトを閉めてから年数が経ったことでボルトが緩み、その隙間に雨水が浸入してさびてしまうことがあります。
すると、さびでボルトが肥大化してボルト周りの屋根材にヒビが入ってしまうため、雨漏りが発生してしまうのです。
2つ目の原因は、コーキングの劣化です。
コーキングは施工してから10年程度でひび割れしたり脱落したりしてしまうため、注意が必要です。
工場の場合では、屋根に設置してある排気用の換気扇のジョイント部分に隙間ができることで雨漏りすることがあります。
そういった部分は一般の方では判断しにくいため、未然に雨漏りを防ぐには当社のような専門の会社に定期的にメンテナンスを依頼することがおすすめです。
□工場での腐食を防ぐ方法について
工場で雨漏りが発生して建物が腐食してしまうと、工場が倒壊する可能性があり非常に危険です。
そのため、雨漏りが発生した際は腐食を防ぐように行動する必要があります。
具体的には以下の2つのことを行いましょう。
まず、防水テープやビニールテープで応急処置を行います。
防水テープの場合は、雨漏りしている箇所に直接テープをはって処置します。
しかし、あくまでテープですので、テープをはった箇所の塗装が剥がれる可能性があることを理解しておきましょう。
そして、ビニールシートの場合は屋根にビニールシートをかけて対応します。
風にあおられて飛ばされる可能性があるものの、比較的簡単に処置できます。
応急処置をしたら、すぐに当社のような専門の会社に修理を依頼しましょう。
建物の腐食はすぐに進んでしまうので、できるだけ早く対応することが大切です。
□まとめ
今回は、工場で雨漏りが発生する原因と腐食を防ぐ方法を解説しました。
原因を理解した上で、雨漏りの発生を未然に防ぎましょう。
また、もし雨漏りしたとしても紹介した対処法を活かして、建物が腐食しないように心がけましょう。
記事に関して気になることがある方は、ぜひ当社にお問い合わせください。